【千葉】スイカの市町村別生産量で県内トップの富里市は24日、青果取り扱い日本一の大田市場(東京都大田区)の競りで、「富里スイカ」が最高1玉10万円で落札されたと発表した。
市農政課によると、大田市場で24日、すいかまつりの共進会で選ばれたスイカの入賞品宣伝会を開催。市場関係者に富里スイカを振る舞った後、6点が競り売りにかけられた。
この結果、共進会で最高賞の県知事賞に輝いた関根尚紀さん(富里市十倉)の「味きらら」に10万円の値が付いた。このほか、市長賞の「味きらら」5万円、市農協組合長賞の「味きらら」3万円が続いた。トップ3を全て十倉地区が占め、ほか3点も5千円で落札された。
大田市場での宣伝会開催は、コロナ禍から5年ぶり。農政課の担当者は「前回の最高落札も10万円で、同様の高い評価がいただけた」と話した。(小林誠一)